元外資系大手社長の
「空振り三振」がキッカケです
元外資系大手社長の
「空振り三振」が
キッカケです
本サービスは、元外資系大手社長とのつながりから生まれました。
如何にもエリートという経歴の彼は、単身独立して小さな輸入商社をはじめました。
家具を中心にネットショップでの販売を開始しましたが、店舗販売を中心として過去があり、ネット販売の方は未経験でスタートされました。
自作、制作会社、ネットモールを試したが結果は三振
まず、彼はこれまでに3回失敗していたということですが、それぞれ下記のようにうまくいかなかったと言います。
いかにも成功しそうな経歴であるにも関わらず、何が彼をそうさせていたのでしょうか?
(※下記の各タイトルをクリックしてください)
起業当初、なるべく費用がかからない方法で形にしたものの、ネットショップを作っているだけで1日が終わってしまうことが多かったそうです。
より良いサイトにしたいと更新に時間を取られるあまり、リサーチや仕入れなどの本来やるべき仕事がおごそかになりプロへの依頼を考えます。
大手出身ということもあり、周りからの期待があったので半端なものは作れないと、とびきりオシャレでカッコいいサイトを制作会社に依頼しました。見た目としては素晴らしいサイトが出来上がったものの、来る日も来る日もアクセスは増えなかったそうです。
それもそのはず…
通常、制作会社というのは見栄えのするサイトを作ることで「自社の実績を増やしたい」という明確な意思があります。
なぜなら、実績を増やすことでお客様から信頼を獲得し、依頼につながるからです。
ですから、こと集客に関しては知識がない場合がほとんどです。
その証拠に、デザイナーは広告関連の賞を受賞することに意欲を燃やしていたりします。
しかも、予算をいただいてです…
彼らは集客は自分たちの仕事ではないと思っています。
しかし、依頼者の方は「集客まで考えてくれているだろう」という、ミスマッチが今日も起こり続けています。
今度は集客に問題があるのだということが分かったので、既に集客されているネットモールへ出店しました。
これで集客の心配はないと更新を頑張っていたのですが、高額な初期費用の回収や、売れる度にかかる販売手数料に頭を抱えることになります。
また、モールということもあり比較された上で購入されるため、どうしても価格競争になってしまうということでした。
おまけにページの表現を差別化するのも難しく、極めつけは顧客リストが手に入らないということです。
元々、大手社長として勤めてらっしゃった時に、顧客リストの重要性を先輩経営者から説かれたそうです。
顧客リストが無いとリピート販売ができないため、「経営がずーーーっと大変なままだよ(笑)」と。
これでは売れても薄利多売でやっていけないということ、長くやっていては辞められなくなるということで、早々に撤退を決意します。
制作と販促の「時間配分」はどのぐらいで意識してますか?
代表の澤木がこのように質問させていただき、初めてうまくいかない原因が分かりました。
元外資系社長は「8:2ぐらいですかね〜? むしろ9:1ぐらいかも」とのこと。
これではうまくいくはずがありません。
リアル店舗のように人通りがあるわけではないですから、ネット上はその導線を作ってあげなければいけません。
代表は上場企業や個人事業、国民的アーティストから住宅街の習い事教室まで見てきて、ある共通点に気づきました。
それは、多くのクライアントが売れなかった最も多い原因は ”売るための時間が圧倒的に少ない” ということだそうです。
また、元プログラマーであり制作会社出身でもある彼は、作る楽しさも知っています。
作り始めるとそちらに意識が行ってしまい、肝心の販促活動がおごそかになるのは非常によくあるパターンだそうです。
じゃ、逆にしてみましょうか?
このように制作と販売にかかる時間を「8:2から、2:8に変えてみましょう」と提案しました。
そして、下記の順序でプロジェクトを進行することをお伝えしました。
1. ユーザが迷わないように必要最低限、逆に言えばシンプルなネットショップを時間をまずは一緒に作りましょう。
2. ネットショップ制作にかかる関連時間の「4倍の時間」をかけるつもりで、ブログ、SNS、ネット広告などの販促活動を行ってください。
3. 必ず何かしらの数値として結果が出るので、効果検証を行って、次に生かしてください。この「カイゼン」を繰り返してください。
"作る"のは必要最低限にして、"売る"ことを最優先に考える「カイゼン活動」に励んでくださいと。
つまり、お金や時間のコストを掛けるのであれば、作り方ではなく、売り方(マーケティング)にかけてくださいというわけです。
同じような状況の方のために、このサービスを作りました
本当のところを言うと、あなたは「ネットショップ」が欲しいのではなく、「ネットで売れる環境」が欲しいのではないでしょうか?
我々は後者を選ぶ方のためにサービスを設計しました。
ですから、出来るだけ制作に関するやり取りや、手順を簡素化して、販促や本業に集中したい方向けのサービスとなっています。
そのために、初期費用0円(新規立上げ)、定額制プラン、更新代行まで行うことで、ネタさえ提供してもらえればお任せでOKです。
あのGoogleでさえ未完成のサービスをまずはリリースしてしまって、あとから改善を行っているぐらいです。
ネットショップを運営する上で、小さな見え方や細かい部分の作り込みは、実際のところ無意味です。
そんなところに時間をかけているぐらいであれば、マーケティングに時間を割いた方が良いのではないでしょうか。
では、元外資系社長はいまどうなったのか?
ご本人からのメッセージです。
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実はこのようなサービスがなかったのと、マーケティングに注力していなかったため、軌道に乗せるまでに3年ぐらい遠回りしました。それに過去に覚えた制作スキルは、現在では陳腐化されてしまったので、学習時間も無駄だったように思います。
IT業界の流れは異常なほど早いというのを実際に体感し、何に時間を投下するかが最も大事だということを痛感しました。たくさんの書籍を読み、多くのセミナーに参加し、様々な方法を試したが、いま考えると「制作」に関することばかりやっていたので、大変お恥かしい限りです。
売るためには「マーケティングの時間を増やす」という単純なことに気づくまでに、公庫や銀行から借り入れまでしてしまいました。ですが、自分の思い込みを取り外すことができたので後悔はしておりません。ただ、かなりの遠回りをしてしまったことについては、今後も妻にバレないようにしなければなりません(笑)
現在は作ることに関しては出来るだけ任せてしまって、マーケティング活動に専念できているため、最近では2回以上リピートしてくれるお客様も増えてきました。それに合わせて売上や利益のバランスも良い感じに推移していきています。
無理を言って更新作業を定額制にしていただいたおかげで、将来かかる経費や予算の心配をする必要もなくなりました。
有り難いことに計画が立てやすくなり、落ち着いて経営できているようにも感じます。
サービス化のお話を聞いたときは、私のわがままが少しでもお役に立てたようで恐縮しております(笑)
以前のように制作会社さんと頻繁に交わされる見積り依頼や、更新内容の調整といった細切れのやり取りに、想像以上に多くの時間がかかっていたことに気づきました。ネットショップの制作や更新については時間がかからなくなったので、今後はSNSの情報発信にも挑戦していきたいと思っています。
欲を言えば、商品情報や撮影画像をそのまま丸投げしたいなと思うときもあります(笑)
しかし、さすがにそこまでやると逆にやり取りが増えてしまうのでしょうね。
こちら側が意図した表現と大きく異なることも多くなると思いますので、依頼データの作成だけはしっかりとやるようにしています。
大手の会社にいたということもあり、インターネット広告についても、テレビCM的な一過性の「費用」だと思っていました。しかし、ご教授いただいた「カイゼン活動」に注力したことで顧客リストが少しづつ溜まってきています。 イベントの時期に合わせて、既存のお客様にメッセージを配信できるようになったため、継続的な売上を作る流れができました。ですから、インターネット広告については、新規顧客を既存顧客に変える「投資」だと思えるようになりました。
お陰様で仕入れやリサーチに集中できて、新規ビジネスの立上げも計画しています。
また、ご相談させていただくときは、どうぞよろしくお願いいたします。
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さすが元外資系企業の経営者といった感じで、非常に本質を捉えたメッセージを送ってくださり、大変うれしく思います。
これからネットショップを初められる方にとって、大いに参考になる情報になっているのではないでしょうか!
また、既にネットショップを運営されている方にとっても、何か気づきになる点があれば幸いです!